#10 成年後見制度の種類って?
前回の動画で、成年後見制度について解説しましたが、
今回は、成年後見制度の種類について解説しようと思います。
成年後見制度には、大きく分けて2種類の後見制度があります。
その2種類とは・・・
・法定後見制度
・任意後見制度
さらに法定後見制度には、
・後見
・保佐
・補助
と分けられます。これは、判断能力の程度によって分けられているもので
家庭裁判所が決めます。
任意後見制度は、任意後見契約という契約によって、
もし本人が判断能力が不十分となった時に
「申立てできる人」が申し立てをして、家庭裁判所が任意後見監督人を
選任することによって効力が発生します。
ここに言う「申立てできる人」とは、
・本人
・配偶者
・四親等内の親族
・任意後見受任者
になります。
次回は、法制後見制度の後見について解説したいと思います。